RubyWorld Conference 2011 開催趣意書
2009年に初回が開催されたRubyWorld Conferenceも今年で3回目を迎えます。国の中央である東京から遠く離れた島根県松江市での開催というハンデキャップにもかかわらず、技術のみならずビジネスや学術分野のトピックも一望できるイベントとして、毎回のべ1000名以上の出席をいただきました。過去2回のカンファレンスは大成功と言っても良いでしょう。これも、RubyWorld Conferenceが発信してきた「ビジネスを含めた総合的なRuby情報の発信」、「地方からの情報発信」、「国際的な交流」というメッセージが受け入れられたことだと自認しています。過去を踏まえてますます高まるRubyWorld Conferenceへの期待に応えるべく、第3回目となる今回は、これらのメッセージをより強力に発信していきます。
今回はサブタイトルを「Rubyが創るビジネス、輝く未来」と設定しました。震災以後のこの困難な時期を乗り越えるためにも皆が力を合わせて素晴らしい未来を創り出す一助としてRubyWorld Conferenceがお役に立てるようお祈りします。
Rubyアソシエーション理事長
まつもとゆきひろ